ZEH〔ゼッチ〕とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略。 住まいの断熱性・省エネ性能を上げること、そして太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅を指します。
弊社の2020年度~2022年度ZEH普及実績(%)と2025年度ZEH普及目標(%)を公表いたします。
【新築住宅】
2020年度 ZEH普及実績 0% 2021年度 ZEH普及実績 17% 2022年度 ZEH普及実績 17% 2025年度 ZEH普及目標 80%
【既存改修】
2020年度 ZEH普及実績 0% 2021年度 ZEH普及実績 0% 2022年度 ZEH普及実績 0% 2025年度 ZEH普及目標 100%
今後もZEH支援事業に積極的に取り組んでいきます。
政府はこのほど、GX(グリーントランスフォーメーション)の実現に向けたGX投資促進策を公表。今後10年間で「くらし関連部門のGX」に60兆円以上を投じる計画を示した。このうち住宅・建築物には14兆円以上の予算が充てられる。来年度は断熱性能に優れた窓改修支援のために、2023年度の2倍に当たる40万戸以上分の予算を計上。高効率給湯器の購入支援では30万戸以上の改修ニーズに対応できる予算を確保するとしている。全体として、今年度実施している「住宅省エネ2023キャンペーン」を上回る予算規模となる見込み。
これに合わせて環境省は2024(令和6)年度「重点施策集」の中で、経済産業省・国土交通省との連携で実施する省エネ・省CO2化促進事業について説明。来年度の概算要求額として、断熱窓改修等(窓リノベ)事業に1170億円、住宅のZEH化促進事業に123億円、建築物のZEB化促進事業に150億円などを計上した。同予算は環境省が推進する「デコ活」(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)の関係予算にも含まれる。
環境省が推進する「デコ活」
新築戸建ZEH+は補助額100万円
断熱窓改修促進事業(予算額:1170億円)では、既存住宅を対象に窓(ガラス・サッシ)の断熱改修工事の2分の1相当を補助。即効性の高いリフォームとして重点的に予算を投じる。集合住宅の省CO2化促進事業(48億円)では、▽新築低層ZEH-M(3層以下):40万円/戸▽同中層(4・5階)、同高層(6~20階):補助率3分の1以内▽既存集合住宅断熱リフォーム:工事費の3分の1―などを支援する。
戸建住宅ZEH化支援事業(75億円)では、▽新築戸建住宅(注文・建売):55万円/戸 ▽ZEH+戸建住宅:100万円/戸 ▽ZEH+外皮強化:追加25万円 ▽既存戸建住宅断熱リフォーム(全体・部分):補助率3分の1以内―などを支援。さらに低炭素化に資する素材としてCLTの利用を促進するため、ZEH+の仕様に加えてCLTを一定量以上使用かつ蓄電システムを導入、あるいは先進的再エネ熱利用技術を活用する場合に、蓄電システム等に対し2万円/kWhを追加補助する。
一方、高効率給湯器の購入支援については、経産省が概算要求として314億円を計上。ヒートポンプ給湯機、ハイブリッド給湯機、家庭用燃料電池を対象に購入費用を補助する。
出典:新建ハウジング
7/15発生の大雨に依る水災に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
弊社でもこの記事を書いている2023.8.27現在、基礎内部水の汲み出し・泥除去・高圧洗浄と被災住宅数棟の作業をさせていただきました。
その中で、今後の取り組みとしなければならない事項もわかってきましたので、今後、住宅新築計画がある方のご参考になれば幸いです。
1.断熱材について
弊社施工物件は発泡ポリスチレン(プラスチック系断熱材)で外断熱をしています。この場合は断熱材に水を含むことが無く、壁内部の補修を考えなくて済みました。一方、他社施工のグラスウール断熱材を使った住宅からも水災復旧依頼があり現地をみましたが、断熱材が汚水を吸収して壁から基礎部分までズリ下がっていました。これを復旧するとなると断熱入れ直しにて内壁や天井を壊す大工事が伴います。住宅ローンを支払いながらそれらの工事を出来る方は水災保険加入者や生活にゆとりがある方のほんの一握りだと思います。高断熱住宅の施工には様々な工法がありますが、弊社はプラスチック系断熱材に依る外断熱工法選択で正解だったと感じております。
2.地盤から基礎の高さ
水災に被災された住宅でも基礎の高さ設定によって明暗を分けたケースがありました。バリアフリーが常識な今、住宅への出入りに段差はなるべく避けたい所だと思いますが、外部アプローチに階段1段を増やすことでで150ミリ分の水災被災が防げます。2段では300ミリにもなりますので駐車場勾配高さと併せてかなりの防災になると思います。私は基礎の高さをなるべく高めに設定するケースが多いのですが、「基礎が高くて助かった」と数軒の方から喜ばれました。また今回のような水災復旧作業をする場合、基礎が立ち上がり高さが低いと人が潜れないので床解体作業が広範囲となる施工となります。
3.建材について
現在の住宅には既成品の建具・建具枠が多く使われていますが、弊社では頑なに無垢材の造作材に現在もこだわっています。今回の水災で他社で施工された住宅に使われた既成品の建具・建具枠が水を吸って使い物にならないケースを見ました。化粧シート貼りの建具・建具枠は完成時に無垢材よりも感覚的に綺麗に仕上がりますが、木材繊維を固めて圧縮したような原材料を使ったものは要注意と感じました。
4.水災保険について
罹災証明書の発行が遅れている要因もありますが、水災保険加入者への水災保険金がなかなか決まりません。
床上浸水は45cmでの水災認定という保険会社の決まりがあるようで、これは後日勉強会があるので分かり次第にお伝えしたいと思います。
パナソニック 空質空調社 (東京都港区)は、戸建て向け全館空調熱交換換気システム「with air®️(ウイズエアー)」の新製品を10月2日に発売する。
ルームエアコン1台と、換気による熱損失を抑えて新鮮空気を室内に取り込む「熱交換気ユニット」を組み合わせた全館空調システム。 今回発売する新製品は、エアコンの温度情報と各室のセンサーで検知した室内温度をもとに、使用電力が大きいエアコンのオンオフの頻度を抑制。前機種と比べ約20%の省エネを実現できるとする。
また、来春にもオプション品の「加湿ユニット」を発売する。高速回転するドラムから遠心方向に吹き出す水滴を壁面にぶつけて微細化する「遠心破砕技術」により加湿量を細かく制御し、エアコンによる除湿と加湿ユニットによる加湿制御で年間を通じて快適な湿度を保つ。
さらに、ホームIoT「AiSEG(アイセグ)2」と連携し、宅外からの操作や、将来、同社製の全館空調用最新エアコンに買い替えた際のソフトウェアの自動更新が可能になる。
出典:新建ハウジング
三協立山 三協アルミ社 (富山県高岡市)は、既存の人工木デッキシリーズを集約した「ヴィラウッド」を9月1日に発売する。
天然木の自然な風合いを再現した「エクストラカラー」の床板を標準グレードでラインアップ。9種類の床板カラーと3仕様(人工木幕板、アルミ幕板、キャップ)の構造を組み合わせ、ナチュラルからモダンまで好みに合うデッキ空間がつくれる。 また、遮熱顔料を使用した昇温抑制機能や、静電気抑制機能を付加できるほか、ナイトシーンを演出する照明アイテムを充実させた。納まりバリエーションも豊富。
出典:新建ハウジング
弊社では8/11(金)~8/16(水)までお休みとなりますのでよろしくお願いいたします。
国土交通省は7月28日、子育て世帯などに向けた省エネ住宅補助制度「こどもエコすまい支援事業 」の予算額を209億3500万円増額すると発表した。これにより、予算総額は1709億3500万円となる。今回の予算額増額に伴い、27日午前0時時点で約82%だった予算執行率は、28日午前0時時点で73%となった。
出典:新建ハウジング
この度の大雨の影響により被災された方々に心よりお見舞い申し上げますと共に、1日も早く平穏な生活に戻られることをお祈りいたします。
弊社も作業場が浸水被害に遭ってしまいましたが、従業員一同全員無事です。
微力ながら今後のお役に立ちそうな情報をシェアさせていただきます。
秋田市役所
水害にあったらまず行うこと
国土交通省が実施する、子育て世帯などに向けた省エネ住宅補助制度「こどもエコすまい支援事業 」で、完了報告の受付が7月から始まった。同事業では交付が決定し、住宅の引渡し・入居が行われた後、指定期間内に完了報告を行う必要がある。手続きは建築事業者が専用ポータル上で行う。
報告期間は戸建て住宅は遅くとも2024年7月31日まで、10階以下の共同住宅は2025年4月30日まで、11階以上は2026年2月28日まで。いずれも期間に余裕はあるが、事務局ではなるべく速やかに報告を行うようにと呼び掛けている。
必要書類は、①建築基準法に基づく検査済証、②住民票の写し(交付申請時に要件を満たす世帯の同居確認ができていない場合は世帯票)、③(共同住宅のみ)不動産登記における建物の登記事項証明書・謄本。
①「建築基準法に基づく検査済証」では、▽建築基準法第7条第5項もしくは第7条の2第5項の規定による検査済証であること▽確認済証番号及び交付年月日の記載があること▽建物の用途が「一戸建ての住宅」「共同住宅」「長屋」のいずれかであること▽「工事種別」が「新築」であること▽「建物の所在地」が購入した新築住宅の所在地と一致すること▽戸建住宅の場合は延べ面積の申請部分が50㎡以上であること―を要件としている。
なお、▽完了報告の登録がない▽登録された完了報告で要件が確認できない▽交付申請時に付された条件が満たされていない―といった場合は、事務局の判断により交付決定が取り消される。すでに補助金が交付されている場合は、建築事業者に補助金の返還を求める。何らかの事情で交付申請を取り下げたい場合は、「取り下げ申請書(様式8)」を提出することで解除できる。
「エコすまい」上限の約7割に到達
「こどもエコすまい支援事業」の予算額は1500億円で、7月10日0時時点の申請額割合は68%に達している。「先進的窓リノベ事業」40%、「給湯省エネ事業」11%。
出典:新建ハウジング
リンナイ (名古屋市)は、コンパクトで高性能、地球環境にも配慮したエコワン第5世代モデルとしてハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE X5(エコワン エックスファイブ)」を販売する。
エコワンは、電気ヒートポンプとガス給湯器を組み合わせ、優れた省エネ性が特徴の家庭用給湯・暖房システム。最新機種X5のヒートポンプには「ターボヒーティング」を搭載した。お湯の使用量が多い時間帯に高効率なヒートポンプの給湯割合を高めることで、少ないタンク容量でも既存の100Lタイプと同等の性能を発揮する。従来のガス給湯暖房機と比べてエネルギー消費量を約39%、CO2排出量を約46%、年間給湯ランニングコストを約53%削減できるとする。
経済産業省の給湯省エネ事業ではエコワンの導入で5万円が補助される。
資料請求は【ハイブリッド給湯・暖房システム ECO ONE X5 】まで。
出典:新建ハウジング
サンゲツ (名古屋市)は、住宅向けの壁紙見本帳「2023-2025 SP」を6月29日に発刊する。
コンセプトは「ベーシックを極める」。定番の白無地商品を充実させたほか、トレンドのグレイッシュカラーをクール系からウォーム系まで揃え、ニーズの高いストレッチ壁紙などの機能性商品を拡充した。また、同社初という環境負荷低減を目的とした非フッ素系の撥水剤(PFCフリー)を使用した壁紙もラインアップしている。 収録点数105点、うち新柄率約29%。
SP9736・9803
「2023-2025 SP」
出典:新建ハウジング