三協立山 三協アルミ社 (富山県高岡市)は、高い自由度とデザイン性が特徴のエクステリア商品「X.style」シリーズに「門袖」を追加して7月1日に発売した。
組み立て完成品で納入し、柱を埋め込むだけの簡単施工。コンクリートブロックの門袖と比べ、構造が軽量なアルミでつくられていることも施工者の負担軽減につながる。
ノイズレスなデザインも特徴。背面に宅配ボックスを取り付けることで、正面からは宅配ボックスが見えず、外観を損なわない。 ナチュラルな木調の目隠しタイプ「1型」、木調横格子の「2型」、大判タイルの「3型」の3種類のデザインをラインアップした。 縦長の「ウォール」と横長の「ローウォール」の2スタイル。サイズはウォールが高1510×幅757・1007mm、ローウォールが高760・1010×幅1507mm。
宅配ボックスのほか、照明、表札、ポストなどを取り付けることができる。 耐風圧強度36m秒相当。
[左]ローウォール 19万円(税別) 3型(大判タイル)、幅1507×高さ760mm [右]ウォール 22万5000円(税別) 3型(大判タイル)、幅1007×高さ1510mm ※価格には、表札・ポスト・宅配ボックス・インターホンを含まない
出典:新建ハウジング
マイボイスコム (東京都千代田区)はこのほど、10~70代の男女に実施した「省エネ住宅」に関するインターネット調査の結果を発表した。回答者数は9357名。住まいの省エネ性能に「関心がある(27.0%)」「やや関心がある(38.4%)」人は、あわせて約65%だった。70代は8割弱と、高年代層のほうが割合が高かった。また、今後住宅を購入したい層でも8割強となり全体よりも高い割合となった。関心がない層(関心がない9.0%・あまり関心がない7.2%)は約16%だった。
ZEHの認知率は、「内容について詳しく知っている」「聞いたことがある程度」をあわせて3割強だった。5年以内住宅購入者では6割、住宅購入意向者では7割弱の認知率となった。
ZEH住宅に「住んでいる」人は0.9%だった。「住む予定がある・検討中」も0.9%で、1~2年以内に住宅購入したい人では約14%だった。「予定はないが、将来的に住みたい」は23.3%、住宅購入意向者では5割強がZEH住宅に住みたいと考えていることがわかった。
2025年4月から原則すべての新築建築物に対して省エネ基準適合が義務付けられるが、その適合義務化の認知率は「内容について詳しく知っている(2.4%)」「聞いたことがある程度(24.7%)」をあわせると3割弱にとどまった。1~2年以内の住宅購入者・購入意向者では、「詳しく知っている」の比率が15~16%となった。
出典:新建ハウジング
ミドリ安全 (東京都渋谷区)は、工具や手すりなどの持ち手に対応する、摩擦力が大きい滑り止めテープ「NFテープ」を発売した。
帝人フロンティアが開発した超極細ポリエステル繊維・ナノフロント(R)を使用。 ナノレベルの凹凸が大きな摩擦力を生み、高いグリップ力を発揮する。接着剤は不要で、台車や工具の持ち手、ドアノブ、手すりなどあらゆる持ち手に裏面の粘着テープで簡単に装着することができる。 抗菌・防臭性能も備えている。
グレーとグリーンの2色。幅26✕長10000✕厚さ0.95mm。 9370円/巻(税別)。
出典:新建ハウジング」
サンワカンパニー (⼤阪市)は、EV充電が可能な機能⾨柱「オスポールEV」を発売した。
⼈気の機能⾨柱「オスポール」のミニマルな意匠を踏襲しつつ、インターホンパネル・郵便ポスト・EV充電ボックスの3つの機能を備えた。
郵便ポストは前⼊れ後出しの縦型で、背⾯にダイヤル錠が付いており、A4サイズを楽に取り出すことができる。 充電ケーブルの取り出し⼝にはフラップドアを採⽤し、ケーブルを出したまま扉を閉められる。 インタホーン機器、充電ケーブルは付属しておらず、各自で手配する必要がある。
W150×D300×H1500mm。ステンレス・マットブラックの2色。 14万9000円/台(税込)。
出典:新建ハウジング
パナソニック ハウジングソリューションズ (大阪府門真市)は、転倒時の衝撃を吸収する床材「衝撃吸収フロアー クラウドステージ」を5月7日に発売する。
衝撃吸収層の「メカニカルブロック」で転倒時の衝撃を大幅に軽減。衝撃荷重値比較試験では通常のフローリングと比較して衝撃荷重を約50%低減することを確認した。 通常の歩行時には体重がかかってもへこみを抑え、フローリングに近い歩行感が味わえるとする。
表面は塩ビシート仕上げで汚れが拭き取りやすく、床を張り替える際にはメカニカルブロックを残したまま表面シートのみの交換が可能。 3色柄。16平米で85万8440円(セット価格、税込)。
出典:新建ハウジング
サンワカンパニー (大阪市)は、庇とスリット状のLED照明を一体化した「ラミナLED」を発売した。
既存商品の庇「ラミナ」にLED照明を内蔵。 薄い一枚板のように見えるシンプルなデザインで、消灯中は庇に溶け込み、点灯中は夜間の安心感と住宅外観を美しく演出する。
W1500・1900×D910×H65.3mm(庇部分t=2.3mm)。シルバー・ホワイト・ブラックの3色。 税込14万6800円/台~。
出典:新建ハウジング
サンワカンパニー (大阪市)は、ガラス製の室内ドア「クアドロスリム」に新色・新仕様を追加した。
幅16mmの細いフレームに大判ガラスをはめ込んだ室内用ガラス引戸で、2015年から発売しているロングセラー商品。 フレームはこれまでブラック・ホワイトの2色展開だったが、新たに落ち着いたトーンの「ブロンズ」を追加した。 さらに、新しいガラスタイプとして、片面は凹凸をつけた縦リブ模様、もう片面はフラットの「リブガラス」仕様を追加した。光を柔らかく取り込みながら、ほどよく視線を遮る。
リブガラス
ガラス色はクリア・ホワイト・グレー・ブロンズの4色。 税込6万8000円/セット~。
出典:新建ハウジング
全米住宅建設業協会(National Association of Home Builders)がこのほど発表した「住宅購入者が本当に望んでいるもの(What Home Buyers Really Want)」の2024年版で、米国の住宅購入者がより小さな住宅を求めるようになっていることが明らかになった。
同レポートによると、住宅購入者が「望ましい」としている住宅の大きさは2003年には約210㎡だったが、2023年には約192㎡メートルにまで縮小した。
購入者の希望は実際に建設される住宅のサイズに反映されており、建設業者に対する調査では対象業者の38%が「2023年により小さな住宅を建設した」と回答し、さらに26%が「2024年にはさらに小さな住宅を建設する予定だ」と回答したという。
また、新築住宅の規模がこの10年で縮小傾向にあることは米国商務省国勢調査局のデータにも表れている。2023年に建設された新築住宅の大きさは平均値で約224㎡、中央値で約202㎡まで縮小し、2010年以来最小となった。新型コロナウイルスの感染拡大により在宅時間が増えたことで、より広い住宅への需要が一時的に高まった2021年を除き、米新築住宅は2015年から縮小傾向が続いている。
米住宅購入者がより小さな住宅を求めるようになった背景には、米国における「住宅のアフォーダビリティ(住宅の適正費用負担)」の悪化がある。建設コストの高騰で住宅価格が上昇したことで、より小さく、比較的低価格な住宅への需要が高まっている。
全米住宅建設業協会のカール・ハリス会長は「国内の住宅供給を増やすことが、住宅のアフォーダビリティを改善させる鍵だ」とし、さらに「住宅コストを国家的課題の最前線に位置づけ、より多くの米国人が持ち家という夢を実現できるよう、あらゆるレベルで政府及び与野党双方と協力していく」とコメントした。
出典:新建ハウジング
立川ブラインド工業 (東京都港区)は、木製ブラインド「フォレティアエグゼ 」「フォレティア」をリニューアルして5月1日に発売する。
「安心 ・安全 ・快適・環境」の4つをコンセプトにリニューアル。 新たに、国産ヒノキ・スギを使ったスラットや、アマニ油原料の自然塗料をほどこした桐のスラット、環境に配慮したFSC認証材使用のスラット「ネイチャー」などをラインアップした。
「フォレティアエグゼ」 ヒノキ
自然塗料をほどこした「桐」
このほか、天然木の防炎スラットのカラーバリエーションを4色から10色に拡充。 また、従来のスラット幅35mm、50mmに、幅広の63mmが加わった。63mm幅のスラットは調光時の眺望がよく、たたみ上げた際の納まりがコンパクトなため、大開口や広く見せたい空間に適するという。
税別の参考本体価格(幅180×高さ180cm)は、「フォレティア エグゼ」9万6400円~、「フォレティア」8万7600円~。
出典:新建ハウジング