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パナソニック、自宅の宅配ボックスからメルカリの発送可能に

パナソニック ハウジングソリューションズ(大阪府門真市)は、同社製宅配ボックスにおいて、メルカリの発送サービスへの対応を今夏から開始する。

同社は2023年4月、三菱商事(東京都千代田区)との協業により、宅配物の受け取りだけでなく、約20社のEC商品・レンタル商品を自宅から非対面で発送・返品できる「SMARI(スマリ)サービス」対応の宅配ボックス「e-COMBO LIGHT(イーコンボライト)スマリ対応タイプ」を発売。
24年夏からは、メルカリの出品発送サービス「らくらくメルカリ便」への対応を始める。従来からの発送サービスについては一都三県限定、メルカリは全国で展開する。

LIXIL、玄関ドア基幹シリーズに”閉め出し”防ぐ新機能

LIXIL(東京都品川区)は、新築用玄関ドアの基幹シリーズである「玄関ドアXE スタンダードモデル」「グランデル2」「ジエスタ2・ジエスタ2防火戸」の防犯性を向上。電気錠システム「FamiLock」のオプション機能として、新たに「テンキー付屋外リーダー」「ワイヤレス屋内ボタン」を追加して4月1日に発売する。

「テンキー付屋外リーダー」は室外から暗証番号の入力で、「ワイヤレス屋内ボタン」は室内からワンタッチで施解錠ができるもの。
テンキー付屋外リーダーにより、カギを持たずに外出してもオートロックで閉め出される心配が解消される。
さらに、ワイヤレス屋内ボタンにより、ボタン1つで上下2つのサムターンが自動で開くためスムーズに外出でき、外に出て扉が閉まると自動でカギが閉まるため施錠忘れを防ぐことができる。

「グランデル2」に採用した場合の参考価格は4万5000円(FamiLock基本プラン料金に加算)。

岩谷産業、LPガスに水素混合実証 国内初の住宅供給

岩谷産業(大阪市中央区)は1月22日、LPガス(プロパンガス)に水素を混合する形で住宅向けに供給する国内初の実証に乗り出すと発表した。2025年1月までに福島県南相馬市内の集合住宅で供給を始める予定。脱炭素に向けた家庭でのエネルギー転換を段階的に進めていく狙いがある。 

既存の供給インフラやガス機器をそのまま使えるのがメリットで、まずはLPガスの1割程度を水素に置き換える。同県浪江町にある国内最大級の水素製造拠点から造られた水素の利用を検討している。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業として、26年3月まで実証を行う。同社は今後、水素を混ぜたLPガス供給事業の地方部での拡大も検討する方針だ。

水素混合LPガス供給イメージ

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