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【独自リスト公開】23年前半は資材ショックが続く見通し

昨年は資材の供給制約と高騰の対応に追われたが、2023年の前半戦は価格上昇が続きそうだ。依然として原材料価格やエネルギーコスト、物流費が上昇を続ける中、円安傾向も相まって、外部環境の悪化に拍車が掛かり、企業努力だけでは現状価格での製品供給が難しい状況にある。新建ハウジングDIGITALでは1月以降に価格改定を予定する主要メーカーの製品と値上げ率、その時期をまとめた。詳細は以下の通り。

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出典:新建ハウジング

米建材価格、木材価格は正常化も、生コン・石膏は高騰

米労働省労働統計局が昨年12月に発表した「生産者物価指数(Producer Price Index)」で、建材価格が0.3%下落し、ほぼ横ばいだったことが明らかになった。前月(-0.1%)・前々月(-0.5%)に続く微減で、6か月中5か月の下落は2015年以来。木材価格が正常化に向かう一方、生コンと石膏建材の価格は年初来で10%以上上昇しており、高騰状態にある。

針葉樹材の生産者物価指数は0.1%下落し、4か月連続・過去8か月で7度目の下落となった。直近のピークである2022年3月から42.2%下落しており、この2年間の最低水準に近い。しかし、一部の木材加工品の値上がりには注視する必要がある。木工製品の価格は2021年1月から25.9%上昇しており、同期間で24.4%下落した針葉樹材価格とは対照的な値動きとなっている。

鉄鋼製品の生産者物価指数は前月(-5.5%)に引き続き下落し、マイナス3.0%となった。2022年5月以降、鉄鋼製品の価格は6か月連続で下落しており、22.9%値下がっている。指数は2021年5月以来の最低水準にあるが、下落ペースには鈍化傾向が見られる。

生コンの生産者物価指数は1.1%上昇し、激しいペースで推移していると言える。価格は過去22か月のうち、ひと月を除く23カ月で全て上昇し、合計で20.0%上昇した。年初来では10.7%の上昇となる。価格の高騰ペースに関しては、米国が住宅バブル真っただ中にあった
2005〜2006年に近いものとなっている。

石膏製品の生産者物価指数は0.5%上昇し、前月の微減を相殺したかたちで横ばいとなった。しかし、価格は年初来で11.4%、前年比で18.0%、2021年1月からは39.3%も上昇しており、依然として高騰状態と言える。2022年における石膏製品価格の上昇ペースは月平均で1.0%で、2021年の1.6%と比較すると鈍化している。

トラック輸送費・海上輸送費・鉄道輸送費はすべてにおいて上昇した。5か月連続で下落が続いていたトラック輸送費は、1.0%の上昇に反転。海上輸送費・鉄道輸送費は、それぞれ1.5%・0.6%の上昇となった。いずれの輸送手段でも前年比・2021年1月比共に上昇が著しく、特に遠洋輸送費は、2021年1月から60%以上高騰している。

出典:新建ハウジング

「フラット35」1月の金利、3カ月連続で上昇


住宅金融支援機構(東京都文京区)は1月4日、住宅ローン「フラット35」取扱金融機関が適用する1月の融資金利を発表した。

返済期間21年以上35年以下の最低金利は、融資率9割以下が1.68%、9割超が1.94%と、いずれも前月から0.03ポイント上がり、3カ月連続の上昇となった。最高金利は、9割以下が3.27%、9割超が3.53%で、前月から0.27ポイント上昇した。

返済期間20年以下の「フラット20」の最低金利も、融資率9割以下が1.52%、9割超が1.78%で、前月から0.03ポイント上がり、3カ月連続で上昇。最高金利は、9割以下が3.11%、9割超が3.37%で0.27ポイント上昇した。

出典:新建ハウジング

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