全米住宅建設業協会(National Association of Home Builders)がこのほど発表した「住宅購入者が本当に望んでいるもの(What Home Buyers Really Want)」の2024年版で、米国の住宅購入者がより小さな住宅を求めるようになっていることが明らかになった。
同レポートによると、住宅購入者が「望ましい」としている住宅の大きさは2003年には約210㎡だったが、2023年には約192㎡メートルにまで縮小した。
購入者の希望は実際に建設される住宅のサイズに反映されており、建設業者に対する調査では対象業者の38%が「2023年により小さな住宅を建設した」と回答し、さらに26%が「2024年にはさらに小さな住宅を建設する予定だ」と回答したという。
また、新築住宅の規模がこの10年で縮小傾向にあることは米国商務省国勢調査局のデータにも表れている。2023年に建設された新築住宅の大きさは平均値で約224㎡、中央値で約202㎡まで縮小し、2010年以来最小となった。新型コロナウイルスの感染拡大により在宅時間が増えたことで、より広い住宅への需要が一時的に高まった2021年を除き、米新築住宅は2015年から縮小傾向が続いている。
米住宅購入者がより小さな住宅を求めるようになった背景には、米国における「住宅のアフォーダビリティ(住宅の適正費用負担)」の悪化がある。建設コストの高騰で住宅価格が上昇したことで、より小さく、比較的低価格な住宅への需要が高まっている。
全米住宅建設業協会のカール・ハリス会長は「国内の住宅供給を増やすことが、住宅のアフォーダビリティを改善させる鍵だ」とし、さらに「住宅コストを国家的課題の最前線に位置づけ、より多くの米国人が持ち家という夢を実現できるよう、あらゆるレベルで政府及び与野党双方と協力していく」とコメントした。
出典:新建ハウジング
立川ブラインド工業 (東京都港区)は、木製ブラインド「フォレティアエグゼ 」「フォレティア」をリニューアルして5月1日に発売する。
「安心 ・安全 ・快適・環境」の4つをコンセプトにリニューアル。 新たに、国産ヒノキ・スギを使ったスラットや、アマニ油原料の自然塗料をほどこした桐のスラット、環境に配慮したFSC認証材使用のスラット「ネイチャー」などをラインアップした。
「フォレティアエグゼ」 ヒノキ
自然塗料をほどこした「桐」
このほか、天然木の防炎スラットのカラーバリエーションを4色から10色に拡充。 また、従来のスラット幅35mm、50mmに、幅広の63mmが加わった。63mm幅のスラットは調光時の眺望がよく、たたみ上げた際の納まりがコンパクトなため、大開口や広く見せたい空間に適するという。
税別の参考本体価格(幅180×高さ180cm)は、「フォレティア エグゼ」9万6400円~、「フォレティア」8万7600円~。
出典:新建ハウジング
Alphabet (東京都中央区)は、国産ヒノキ・スギを使った国産サウナ「A-SAUNA」の製造・販売を開始した。
耐久性・安全性を追求し、大きさ、形状、使う木材が異なる4タイプをラインアップした。電気ストーブ取り扱いブランドはMISA(ミサ)またはHARVIA(ハルビア)。
左から ●国産ヒノキ「A-SAUNA solo」 幅1000×高さ2000×奥行1000mm。89万円(税別) ●国産ヒノキ「A-SAUNA HOME」 幅2100×高さ2100×奥行1800mm。139万円(税別) ●国産ヒノキのバレルサウナ「A-SAUNA BARREL -hinoki」 幅1930×高さ2070×奥行2600mm。アスファルトシングル全4色。139万円(税別) ●国産スギで8色のカラーリングが可能な「A-SAUNA BARREL -sugi」 幅1930×高さ2070×奥行2600mm。アスファルトシングル全4色。139万円(税別)
出典:新建ハウジング
サンワカンパニー (大阪市)は、幅450~2300mmの範囲でサイズオーダーが可能な「ピッタミラー」を発売した。
横幅のサイズを指定できるため、玄関手洗いのようなコンパクトな場所からメインの洗面台まで対応するミラー。 フレームカラーはブラック・ホワイトの2色。正面から見た時のフレーム幅を1.5mmに抑え、真横から見るとフレームよりもミラーの方が1mm厚いため、フレーム内側にホコリがたまりにくく拭き掃除がしやすい。
高さ600・800mm、厚み40mm。LEDなしとLEDありが選べる。 税込3万1600円/台~。
出典:新建ハウジング
システム障害により交付申請受付を一時停止していた「住宅省エネ2024キャンペーン 」の「子育てエコホーム支援事業 」(国土交通省)のホームページが4月2日12時に再開し、正常に申請受付を行っている。
「子育てエコホーム」事業トップページ
同サイトは、申請受付を開始した3月29日午前に不具合が発生し、受付できない状態になっていた。原因については明らかにされていないが、同省は「申請システムの入力動作環境が適切に稼働しない事態が発見された」と説明している。
「先進的窓リノベ2024事業」(環境省)、「給湯省エネ2024事業」「賃貸集合給湯省エネ2024事業」(経産省)のホームページについては、不具合は確認されておらず、29日から正常に申請を受け付けている。
24年4月5日午前0時時点の予算に対する補助金申請額の割合は、「給湯省エネ2024事業」で4%となっている。
出典:新建ハウジング