YKK AP、外壁仕上げ後に1回で施工できる後付けひさし発売
YKK AP(東京都千代田区)は、外壁仕上げ後の1回の施工で設置できるアルミ押出形材の日よけ・雨よけひさし「ルシアス バイザー ”後付け”」を4月1日に発売する。
従来商品は外壁仕上げ前に取り付ける必要があったため新築を対象としてきたが、多数の要望を受けて後付け設置品を開発。
外壁仕上げ後に取付桟+本体パネルを1回で施工でき、新築・リフォームのどちらにも対応する。外壁仕上げ前と後の2回施工が必要な先付けタイプに比べて省施工で、施工費用を抑えることができる。
一方、外壁仕上げ前の躯体に取り付ける先付けタイプは、強固で美しい納まりが特徴。
出幅別に積雪性能を設定して設置エリアを拡大し、出幅2尺で積雪150cm地域まで、出幅3尺で積雪100cm地域まで対応できるようになった。
取り付け方法は、従来の「貫通ボルト固定」に、新たに「コーチねじ固定」が加わり、短時間で安全な取り付けが可能になった。
また、後付け・先付けどちらにも「玄関用LED照明付き仕様」と「排水タイプ」を追加した。
12色。耐風圧性能1420N/㎡。
出幅は、後付け・雨樋なしが2・3尺、先付け・雨樋なしが2・3・4尺(雨樋ありの場合+30mm)。
幅は100mm単位でオーダーでき、製作範囲は単体が1200≦W≦5300mm(13種の規格サイズあり)、連結が4900≦W≦10300mm(10種の規格サイズあり)。
後付け(軒天アルミ色仕様、雨樋なしの場合)の参考価格は、窓用26万7000円(幅3000、出幅850、積雪~50cm地域用)、玄関用20万9200円(幅2100、出幅850、同)。
先付け(軒天アルミ色仕様、雨樋なしの場合)の参考価格は、窓用(幅3000、積雪〜50cm地域用)の出幅940・コーチねじ固定が24万8400円、出幅1240・貫通ボルト固定が30万2400円。
出典:新建ハウジング