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2026年01月の記事一覧

「IHって本当に良い?」ー0歳児とモデルハウスに半月住んでみたー

弊社では、冷暖房はエアコン、給湯はエコキュート、キッチンはIH。
いわゆる「オール電化住宅」を推奨しています。

住宅の仕様としては、
高気密高断熱住宅+第1種換気を採用しています。
※給気・排気ともに機械制御され、熱交換システムを備えた換気方式です。
第1種換気は、換気をしても室温がほとんど下がらないのが特徴です。


なぜ私たちはオール電化を推奨しているのでしょうか?

高気密高断熱+第1種換気の家は、
• 熱を逃さない
• 室温を捨てない
• 少ないエネルギーで回せる

この3点を大きな強みとしています。

この性能を最大限に活かすために相性が良いのが、
• ヒートポンプで「省電力」なエアコン
• 同じくヒートポンプで効率よくお湯をつくれるエコキュート
• 燃焼せず、換気負荷が小さいIH

という設備の組み合わせです。

その中でも、今回のテーマは「IH」。

もちろん弊社では、お客さまのライフスタイルを何より大切にしていますので、
IHを無理におすすめすることはありません。
それでもなお、IHを推奨しているのには、きちんと理由があります。


IHのメリット

① 燃焼ガスを排出しない
→ 調理中に二酸化炭素や水蒸気を発生させないため、空気を汚しにくく、室内環境が安定します。
※鍋でお湯を沸かしたり、食材から出る「料理そのものの湯気」は、IHでもガスでも同様に発生します。ここで言う水蒸気とは、ガスの“燃焼そのもの”によって生じる水蒸気のことを指しています。

② 室内の酸素を消費しない
→ 火を使わないので、料理中に部屋の酸素が減ることがなく、長時間調理しても息苦しさを感じにくい空間を保てます。

③ 換気負荷が小さい
→ 燃焼による排気が不要なため、必要以上に室内の空気を外へ捨てることがなく、冷暖房した室温を保ちやすくなります。


「IHって火力が弱いのでは?」

モデルハウスに滞在していた期間、
IHでお湯を沸かして0歳児のミルクを作っていました。

私はかなりせっかちな性格で、
「頼むから今すぐ沸いてくれ…!」タイプなのですが、、、、笑

みなさんが想像している以上に火力は強く、お湯は本当にすぐ沸きます。

普段の料理でも、火力について不満を感じることは私はありませんでした。
それよりも印象的だったのが、直火を使わないことによる安心感です。
近年のガス機器には自動消火などの安全装置も備わっていますが、
それでも「直火がある」という前提は変わりません。
ガス特有の火災リスクを抑えられる点は、とても大きなメリットだと感じています。

上の子どもも料理に興味を持ち始めているので、
一緒にキッチンに立つとき、IHだと安心感があります。
(※調理後の天板は熱いので注意が必要です)

将来的に年齢を重ね、
火の扱いに不安を感じる場面が増えてきたときも、IHであれば安心して使い続けられると感じました。


キッチンの「汚れ方」

ガス調理では、
燃焼により微量のススや窒素酸化物、水蒸気が発生します。
それらが、調理中に舞い上がる油煙と一緒に室内に広がり、
換気扇や壁、天井に付着していきます。

テレビなどでよく見る、
「真っ黒になった換気扇の汚れ」は、
油+燃焼由来の微粒子が混ざったものです。

一方、IHは燃焼を伴わないため、
• スス
• 燃焼由来の微粒子
• 窒素酸化物
が発生しません。
そのため、換気扇やキッチン周りの汚れは
「ほぼ油汚れだけ」ということになります。

こまめなお掃除が理想だと分かっていても、
どうしても億劫になりがちな換気扇のお手入れ。
だからこそ、少しでも「汚れにくい」ということは、
日々の心の余裕や、暮らしの快適さにつながるのだと感じます。


「でも、災害時に困るのでは?」

確かに、停電時は電気設備は使えなくなります。

ただ、それはオール電化以外の住宅でも同じで、
給湯器や床暖房、リモコン類など、多くの設備は電気がなければ動きません。

そのため、

「オール電化だから不利」というより、どんな家でも非常時の備えは必要。

と、私たちは考えています。

オール電化の家では、たとえば、
• カセットガスコンロ
• カセットガスストーブ
を備えておくだけでも、「調理」と「暖を取る」はカバーできます。

お客さまにも、そのようにご説明しています。


光熱費の管理がシンプルになる

もうひとつ、実際に暮らしてみて感じたのが
光熱費の管理がとてもシンプルだということです。

オール電化住宅では、
• 電気
• 水道

この2つだけを把握すれば生活が成り立ちます。
ガスの基本料金や使用量を別で管理する必要がありません。

毎月の固定費が「電気+水道」だけになるので、
• 家計の見通しが立てやすい
• 変動に気づきやすい
• 「今どれくらい使っているか」を感覚的に把握しやすい

というメリットがあります。

これは性能や設備の話とは別の、暮らしのストレスが一つ減るポイントだと感じました。


オール電化にも、もちろんメリット・デメリットはあります。
それでもなお、なぜ私たちがオール電化を推奨しているのか。

その理由が、少しでも伝わる内容になっていれば幸いです。

「エアコン1台で本当に暖かい?」ー0歳児とモデルハウスに半月住んでみたー(冬バージョン)

弊社では普段から
「エアコン1台でも十分に暖まる性能の家をつくっています」
とお客さまにお伝えしています。

すると、ほとんどの方がこうおっしゃいます。
「え?!この秋田でそんなはずないですよね?」
「そうは言っても一応、ヒーターとかも必要になりますよね?」

……分かります。
“営業トーク”に聞こえてしまうのも無理はないと思います。

だからこそ今回、実際にモデルハウスに半月住んでみました。
忖度なしで、感じたことをそのまま綴ります。


モデルハウスの概要
• 建設:約10年前
• 2階リビング
• トリプルサッシ(一部 木製トリプル)
• 外断熱+内付加断熱
• エアコン2台設置
 ※今回は「1階のエアコン1台のみ」使用

私が滞在したのは、去年の12月。
雪が積もりはじめ、気温がぐっと下がる時期です。

生活の中心は2階のリビング。
1階のエアコンを22℃設定にして、
「果たして2階までちゃんと暖まるのか?」
これが一番の検証ポイントでした。

結論:ちゃんと、暖かい。

感じ方は人それぞれですが、
「ぽかぽか、じわっと暖かい」という表現が近いかもしれません。

一緒に泊まっていた0歳の赤ちゃんのこともあり、
「寒そうだったら2階のエアコンも使おう」と思っていました。

ですが、
氷点下まで下がった日でも、2階のエアコンを稼働させることは一度もありませんでした。


家の中、どこにいても暖かい?

このモデルハウスは、脱衣室・浴室も2階にあります。
リビングだけでなく、脱衣室も寒くありませんでした。

家全体の温度差が少ないことで、
ヒートショックのリスクも抑えられる。
それを、体感しました。


気になった点:乾燥

正直に言うと、
「乾燥」はやはり気になりました。
室温を高く保てる分、どうしても乾燥しやすくなります。

対策として行っていたのは、
• 入浴後、浴室と脱衣室の扉を開けておく
• 乾燥機にかけられない洗濯物があった場合は寝室に干す

もしランドリールームや脱衣室に干す場合は、
干している間だけ扉を開けておくのがおすすめです。
それだけでも家全体にほどよく湿気が行き渡ります。

どの部屋で干しても除湿機はいりません。
朝干した洗濯物が、昼にはカラカラに乾いています。

普段の生活の中でも
料理やお湯を使うことで水蒸気は自然と発生します。
必要以上に乾燥を心配する必要はないと感じました。


「秋田の冬、本当にエアコン1台で大丈夫なの?」
そんな不安を、少しでも軽くできたら幸いです。

家の中のどこにいても温度差によるストレスがなく、心地よく過ごせる・・・

それこそが「健康住宅」なのだと、実際に住んでみて実感しました。

次回は、IHについてお伝えしたいと思います。

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