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三協アルミ、シンプルなスチール製宅配ボックス発売

三協立山 三協アルミ社(富山県高山市)は、金属製の宅配ボックス「フレムスLight S(ライト エス)型」を6月1日に発売する。

従来品「フレムスLight P型」は樹脂製だったが、新商品はシンプルで意匠性の高いスチール製とし、正面から宅配ボックスの枠が見えないフラットなデザイン。錠前は扉内側のレバーで施錠しキーで解錠、万が一の閉じ込め事故の際には内部の非常用レバーを動かせば開けられる機構となっている。
設置は「据え置きタイプ」と機能ポール(フレムスLight)と組み合わせる「ポール建てタイプ」の2種類。ボックスはミドルとラージの2種類。3色。
税別10万5300円〜。

「フレムスLight S型」
設置タイプ:据え置き、ボックスタイプ:ラージ、カラー:ブラック
12万2600円

機能ポール「フレムスLight」スタンダードタイプ、照明なし、アーバングレー
<使用アイテム>
メール便対応ポスト/宅配ボックス「フレムスLight S型」(ボックスタイプ:ミドル、カラー:アーバングレー)/アルファベットシール
19万9200円(組み合わせ価格)

出典:新建ハウジング

約7割以上が扉の無い収納スペースに「便利そう」

LIXIL住宅研究所(東京都品川区)が全国の既婚女性を対象に「扉の無い収納スペース」に関するアンケート調査を実施したところ、「扉の無い収納スペースがあると便利そう」と思った人が7割以上に及んだことが分かった。

調査は、今年2月21日から2月23日に実施。沖縄県を除く全国の20歳以上の既婚女性555人から回答を得た。扉の無い収納スペースがあれば便利そうだと思うか質問したところ、74.8%が「あれば便利そう」と回答。そのメリットとして、「収納スペースの中にある物を簡単に取り出すことができる」が57.5%と最多で、「収納スペースの中にある物を簡単に見ることができる(57.0%)」、「ストックしているものの在庫確認が簡単(51.4%)」と続いた。このほか、「収納スペースの中が湿気しにくい(29.4%)」、「来客時などはカーテンなどで隠すことができる(25.2%)」などの回答が挙がり、住まいの使い勝手を良くするために、収納スペースの扉も再考する意識があることがうかがえた。

自宅の収納スペースで困っていることについての質問では、40.5%が「収納スペース内が整理しにくい」と回答。このほか「高いところ(天袋など)が使いにくい(31.9%)」、「奥まで活用できていない(23.6%)」「何を入れているのか分からないことが多い(21.1%)」といった使い勝手の悪さに悩んでいる人が多いこともわかった。

同社では、使い勝手の良さから注目を集めている「扉の無い収納スペース」は、扉が無いとほこりが溜まってしまう、来客時に丸見えになって困るといった声もあるが、扉の代わりにカーテンやロールスクリーンなどを取り付けることでほこり・目隠し対策ができるほか、今回の調査で困っていることとして挙がった「収納スペース内の湿気が多い(20.2%)」、「収納スペース内が臭う(8.6%)」などの悩みや使い勝手の悪さについても解消することができるとしている。

出典:新建ハウジング

LIXIL、「窓リノベ」好調も23年通期は大幅減益

LIXIL(東京都品川区)が4月28日公表した2023年3月期(2022年4月~2023年3月)の連結決算は、売上収益が前期比4.7%増の1兆4959億8700万円、事業利益が同60.3%減の257億4500万円、営業利益が同64.2%減の249億300万円、最終利益が同66.6%減の168億8800万円。住宅需要の低迷などにより通期では大幅な減益となったが、第4四半期はコスト高への対応が進み、収益はやや回復した。

今期は米国および中国地域での需要減退や円安の影響を受けた一方で、国内事業では価格転嫁が成功し、リフォーム向け製品の売上げが伸長。一方、利益面では価格の適正化、収益性改善策に努めたが利益減は避けられなかった。

決算説明会で瀬戸欣哉社長は「日本では他社に先行して値上げを行ってきたが、その分シェアが下がった。価格改善への効果が出るのは来期になるだろう。イノベーションのコア事業としては、CO2削減、水の保全、リサイクル商品の拡大を柱としている。CO2削減は補助金事業の効果もあり、戸建住宅で3重窓の注文が、日によっては7倍になることもあった。同事業による売上げは現時点で200~300億円程度を見込んでいる」と話した。

セグメント別では、ウォーターテクノロジー事業は、国内事業は新設住宅着工戸数が弱含みに推移したが、リフォーム関連商品の売上げが堅調で、売上収益は9152億8500万円(同6.2%増)と増収に。事業利益は欧州地域でサプライチェーンの混乱などの影響を受け、472億5900万円(同38.3%減)にとどまった。

ハウジングテクノロジー事業は、住宅性能・快適性の向上を目的としたリフォーム需要が堅調に推移し、売上収益は5982億1100万円(同2.4%増)。事業利益は高性能窓製品の販売が伸長する一方で、新築住宅の需要低迷による販売数量の減少、大幅なコスト増などの影響もあり193億6000万円(同38.9%減)となった。

2024年期通期業績予想は、価格の適正化、断熱リフォーム需要などにより、売上収益は1兆5300億円(前期比2.3%増)、事業利益は400億円(同55.4%増)、営業収益は280億円(同12.4%増)、最終収益は111億円(同34.3%減)を見込む。

出典:新建ハウジング

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