お知らせ 2023.10.19
7/15~発生の水害について(その後のその後 水災保険でわかった事)
未だ水災対応工事が終了していない秋田市内ですが、新築希望者が土地場所選定でかなり水災に敏感になっております。
今まで人気があった場所でも水災を経験した場所はこれから土地単価が下がることになるのでしょう。
秋田市でも内水氾濫浸水対策のために太平川等を改修するようですが、計画完了まで4年程度の期間がかかるとの事で、最近多いゲリラ豪雨の際にはまだまだおびえて過ごす日々が続きそうです。
水災保険についてセミナーがありましたので、要点をお知らせいたします。
まず車ですが、水没しても車両保険に入っていれば,現時点での車両価値で保証されます。こちらも車両保険加入・非加入ではだいぶ負担差がついてしまいました。
そして肝心な住宅です。床上浸水の考え方がいろいろ交錯していてわかりずらかったのですが、水災補償付きの建物火災保険と家財の火災保険に加入していると建物・家財の両方から保険金が出ます。
この床上浸水の基準ですが、建物の床からではなくて建物が建っている地盤面からの高さで、45cm以上水があがって床に被害があれば水災保険対応となるとの事でした。
*床の考え方ですが、土間やたたきは除きます。
災害時、日本全国から補償額を決める保険鑑定人が集合したと聞いておりましたが、必ずしも上記基準ではなくて床からの浸水深さで査定されたケースがあったと聞いております。
知識がなければ泣き寝入りとなってしまいますので、要注意ですね。
*床上浸水とは「居住の用に供する部分の床を超える浸水を言います。店舗・事務所の床や飲食店の座敷席は居住用のものでは無いので、ここでいう床には該当しません。