パナソニック、戸建て向け全館空調の省エネ性を2割向上 加湿制御も

Pocket

パナソニック 空質空調社(東京都港区)は、戸建て向け全館空調熱交換換気システム「with air®️(ウイズエアー)」の新製品を10月2日に発売する。

ルームエアコン1台と、換気による熱損失を抑えて新鮮空気を室内に取り込む「熱交換気ユニット」を組み合わせた全館空調システム。
今回発売する新製品は、エアコンの温度情報と各室のセンサーで検知した室内温度をもとに、使用電力が大きいエアコンのオンオフの頻度を抑制。前機種と比べ約20%の省エネを実現できるとする。

また、来春にもオプション品の「加湿ユニット」を発売する。高速回転するドラムから遠心方向に吹き出す水滴を壁面にぶつけて微細化する「遠心破砕技術」により加湿量を細かく制御し、エアコンによる除湿と加湿ユニットによる加湿制御で年間を通じて快適な湿度を保つ。

さらに、ホームIoT「AiSEG(アイセグ)2」と連携し、宅外からの操作や、将来、同社製の全館空調用最新エアコンに買い替えた際のソフトウェアの自動更新が可能になる。

出典:新建ハウジング