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LIXIL、3つの入浴タイプから選べるバスルーム

LIXIL(東京都江東区)は4月1日、入浴スタイルに合わせて選べるシステムバスルーム「リデア」を発売する。

コンセプトは「私らしさが見つかる、バスルーム。」。主なタイプとしてB・H・Mの3種類のバスルームを設定し、Bタイプは入浴(バスタブ浴)重視、Hタイプはシャワー浴重視、Mタイプは入浴・シャワー浴とも重視したい人向けに開発した。
入浴重視派向けのBタイプは、肩や膝まわりがゆったりとした形状で湯面の広がりを感じる「ミナモ浴槽」と、洗い場から浴槽への移動に安心な「スマートエスコートバー」を標準搭載。シャワー浴重視派向けのHタイプは、立っても座ってもお湯が身体を包み込んで温める「ボディハグシャワー」や、オーバーヘッドシャワーをシンプルに楽しむ「シャワーシステム(OG1)」を搭載する。

このほか、排水口に溜まる髪の毛やゴミを渦の力でまとめる「パッとくるりんポイ排水口」、外して裏まで洗える「まる洗いカウンター」、収納棚「マグネットシェルフ」などのアイテムを用意。オプションでIoTホームリンクサービス「ライフアシスト2」にも対応し、浴室の予備暖房から浴槽掃除、湯はりなどの遠隔操作が可能になる。
1616サイズのメーカー希望小売価格は、Bタイプ129万円、Hタイプ144万4000円、Mタイプ114万4000円(いずれも税別)。

出典:新建ハウジング

TOTO、ウォシュレットの納期遅延「正常化には時間要す」

TOTO(福岡県北九州市)は3月25日、同社のウォシュレット製品全般の納期について、世界的な需要急拡大による部品調達への影響で、「希望に沿った納期対応ができない」状態であるとして、3月25日時点での納期遅延商品と納期目安をホームページに掲載した。納期目安は現在、1ヵ月ほどとなっている。納期の回復時期は、生産拠点の見直しなどを行い、段階的に回復に向かっている商品もあるとしつつも、正常化には時間を要するという。

日々状況が変化する中で、品番や色によっても納期が変動する場合があるとして、打ち合わせの際は、納期の確認をして欲しいと理解を呼び掛けている。

対象商品と納期目安(2022年3月25日時点)は以下の通り。

出典:新建ハウジング

【米国】建材価格が“軒並み急騰中” 材木や石膏など深刻


米労働省労働統計局がこのほど発表した「生産者物価指数(Producer Price Index)」で、アメリカ国内で住宅建設のために使用される資材価格が、1月に3.6%上昇したことが明らかになった。針葉樹材の価格が25.4%、外装・内装塗料の価格が9.0%と、高い上昇率を記録したことが影響したとみられる。

建築資材の生産者価格は過去4カ月間で8.4%増加し、前年同月比では20.3%の上昇を記録した。一昨年同月比では28.7%の増加となる。

針葉樹材の生産者物価指数は、前月の21.3%を上回る、25.4%の上昇。2021年9月に底を打った針葉樹材の生産者価格は再び高騰し、この4カ月で73.9%も上昇している。

シカゴ・マーカンタイル取引所(アメリカ・イリノイ州シカゴ)における材木先物価格は、3月10日現在で1216米ドル(約14.3万円)となっており、アメリカ国内における「ウッドショック」が残した爪痕の深さを示唆している。

建築用塗料の生産者物価指数は、外装・内装共に9.3%増加した。前年比では、外装塗料が30.3%、内装塗料が21.2%もの上昇となった。建材価格の高騰は材木価格上昇の影響も大きいが、建築用塗料の価格上昇も無視できないものとなっている。

石膏製品の生産者物価指数は3.4%増加し、11カ月連続の上昇となった。コロナ禍の影響で住宅価格が上がり始めた2020年の8月以降、石膏の生産者物価指数は一度しか下落しておらず、この1年半を通して上昇を続けている。前年比で23%の上昇は、データが閲覧可能となった2012年以来最高の上昇率となる。

主要な建材の価格が高騰する中で、鉄鋼製品の生産者物価指数は約1年半ぶりに低下したが、それでもこの1年で価格が2倍以上になっている。「ウッドショック」が業界内外で注目を集めているが、あらゆる建材の価格が軒並み高騰しているため、「建材ショック」ともいうべき様相を呈している。

ニチハ、販売休止商品さらに追加 焼付けフッ素樹脂原料不足 

ニチハ(名古屋市)は3月7日、焼付けフッ素樹脂原料の世界的な需給ひっ迫によるフッ素樹脂塗装鋼板の供給量不足の問題で、販売休止商品をさらに追加した。同社では今年2月にも販売休止商品の追加を行ったところ。

追加した商品は、金属製外装材「センターサイディング」で、型番はFB型 コルモロック プレミアムSP(コルモアイボリー色)。現在の在庫がなくなり次第、販売休止となる。これにより、コルモロック プレミアムSPの全色が販売休止となった。

同社では、センターサイディング(フッ素樹脂塗装鋼板商品)の出荷対応一覧表を確認して欲しいとしている。今後の供給状況に応じて商品のラインアップに変更があった場合は改めて発表するとして、理解を呼び掛けている。

東リ、壁装材・床材など15~20%値上げ 5月2日から

東リ(兵庫県伊丹市)は2月1日、壁装材やビニル系床材などの価格を5月2日受注分から現行取引価格の15%~20%値上げすると発表した。巾木や接着剤などの副資材も値上げする。同社では、2021年7月から取引価格の改定、10月には製品の上代価格の改定を行ってきたが、原油価格の高騰に伴う主要原材料価格の上昇が止まらず、再度の値上げに踏み切った。

対象商品は、ビニル床タイル・ビニル床シート、壁装材、カーペット、カーテン、巾木・接着剤等の副資材など多岐にわたる。

出典:新建ハウジング

マグ、4月1日出荷分からグラスウール全製品20%値上げ

マグ・イゾベール(東京都千代田区)は1月27日、グラスウール全製品の販売価格を4月1日出荷分から値上げすると発表した。値上げ幅は20%。住宅、建築、設備、産業、船舶、その他用途まで全品値上げする。

「生産効率の向上や経費削減、業務改善などコストダウンに努めてきたが、原燃材料の高騰、輸送費の上昇など全般にわたる費用増加を吸収し続けることが困難となったため、価格改定をせざるを得ない状況と判断した」としている。

出典:新建ハウジング

TOTO、最大20%値上げ「コストアップへの対応が困難」

TOTOは希望小売価格を10月1日受注分から最大20%値上げする。同社では全社をあげて合理化によるコストダウンに取り組んできたものの、原材料価格の上昇が続いており、企業努力だけではコストアップに対応することが困難になったという。

対象商品と改定率は以下の通り。

TOTOの発表資料より抜粋

出典:新建ハウジング

「フラット35」2月は最低金利が3カ月ぶりに上昇

住宅金融支援機構(東京都文京区)は2月1日、住宅ローン「フラット35」取扱金融機関が適用する2月の融資金利を発表した。

返済期間21年以上35年以下の最低金利は、融資率9割以下が1.35%、9割超が1.61%と、いずれも0.05ポイント上がり、3カ月ぶりに上昇した。最高金利は、9割以下が2.27%、9割超が2.53%で、前月から0.06ポイント上昇した。

返済期間20年以下の「フラット20」の最低金利は、融資率9割以下が1.23%、9割超が1.49%で、いずれも前月から0.05ポイント上がり、3カ月ぶりの上昇となった。最高金利は、9割以下が2.15%、9割超が2.41%で、いずれも0.06ポイント上昇した。

出典:新建ハウジング

12月新設住宅着工、持家14カ月ぶりに減少

国土交通省が1月31日発表した昨年12月の新設住宅着工戸数は、持家は減少したが貸家と分譲住宅が増加したため、全体で前年同月比4.2%増の6万8393戸となり、10カ月連続で増加した。季節調整済みの年率換算値は前月比1.5%減の83.8万戸。

持家は、前年同月比0.4%減の微減で2万2731戸。14カ月ぶりの減少となった。民間資金による持家は増加したが、公的資金による持家が減少したため、持家全体で減少となった。過去10年間でみると下から3番目の水準。

貸家は3.3%増の2万5222戸で10カ月連続の増加。分譲住宅は、前年同月比13.1%増の1万9927戸で3ヶ月連続の増加。一戸建ては12.4%増の1万2723戸で8カ月連続の増加、マンションは15.3%増の7091戸で2カ月連続で増加した。

出典:新建ハウジング

2021年の住宅着工85.6万戸 5年ぶりの増加

国土交通省は1月31日、2021年の新設住宅着工戸数を発表した。持家、貸家、分譲住宅の全分野で増加し、前年比5.0%増の85万6484戸となり、5年ぶりの増加となった。過去10年間の水準でみると、最も低かった昨年に次ぎ下から2番目。

持家は前年比9.4%増の28万5575戸で、昨年の減少から増加に転じた。貸家は同4.8%増の32万1376戸で4年ぶりの増加。分譲住宅は、前年比1.5%増の24万3944戸。戸建ては7.9%増の14万1094戸で昨年の減少から増加。マンションは6.1%減の10万1292戸で2年連続の減少となった。

出典:新建ハウジング

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