便器が無い!県内の住宅工事に遅れ 中国から調達できず(株式会社秋田魁新報社)

新型コロナウイルス感染症の影響で、秋田県内の住宅新築やリフォームの工事に遅れが出ている。住宅設備メーカーがトイレやユニットバスなどの部品を中国から調達できず、設備をなかなか納入できなくなっているためだ。工務店や住宅会社が対応に苦慮している。

 「住宅の新築工事が進まず困っている」。大館市の工務店の社長(38)は、ため息をつく。

 先月中旬以降、大手住宅設備メーカーのユニットバスや食器洗浄機、便器、便座の納入が難しくなり、受注停止の発表も相次いだ。建設予定の住宅向けの設備を注文できない状況という。「東日本大震災の時も一部資材が届かなくなったが、これほど複数のメーカーで受注再開の見通しが立たないのは初めて」と話す。