YKKAP、4間の大開口が可能な高断熱スライディング窓を発売

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YKK AP(東京都千代田区)は6月25日、大開口+高断熱を両立するアルミ樹脂複合窓「APW511 大開口スライディング」を発売する。

 リビング(=ウチ)とデッキ(=ソト)がつながる開放的な空間へのニーズが高まっていることを受けて、最大高さ2730x幅4000mm(または2000x5500)まで可能な住宅用スライディング窓を開発。
 「『大開口で断熱性能が高い窓』というコンセンプトでスタートし、当初は樹脂窓での製品化を考えていたが、完成品を運搬する際にトラックの高さ制限を超えてしまうことから、現場で組み立てるアルミ樹脂複合窓にした。樹脂窓に比べると若干落ちるが、十分な性能値を確保した」と同社・堀秀充社長は話す。

 窓種は片引き窓(W3000)、両袖片引き窓(W4000)、FIX窓(W2000)の3種類で、ガラス仕様とその熱貫流率(W/m・K)はLow-E複層・1.87、トリプルガラス・1.52、真空トリプルガラス・1.02。
 FIX窓をラインアップしたことにより、[片引き窓+FIX窓+片引き窓]で4間の大開口が可能になり、新築だけでなくリノベーションでも大開口ニーズに応えることができる。

(左)片引き窓(中)両袖片引き窓(右)FIX窓

 また同社は、同じAPWシリーズ内での組み合わせも提案している。たとえば、リビングを今回の「APW511」にし、その他の部屋を高性能樹脂窓「APW430」にすると、4地域以南ではHEAT20・G2グレードに十分対応できるとする。

 大きいぶんだけ重くなる(障子だけで50〜90kg)が、操作性と安全性にもこだわった。
 開閉の際に、傾いていた戸車が立ち上がることでスムーズに操作ができる独自機構により、開閉に必要な力を従来の引き違い窓の10分の1の5N(ペットボトル1本分程度)に軽減。さらに、障子が開くとストッパーが自動で下がるしかけになっているため、不用意に障子を勢いよく閉めたとしても必ずストッパーにあたり、指はさみ事故を防いでくれる。

障子を開けると指はさみ防止ストッパーが自動的に下がってくる

 外観アルミ色5色、内観樹脂色7色のほか、木材を多用した住宅と相性がいい木目仕様2色を用意。また、専用シャッターもラインアップする。
 参考価格40万6700円(片引き窓(偏心)W2600xH2230、内外同系色)。