卒FIT 売電よりも自家消費志向

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太陽光発電の固定価格での売電期間が終了する、いわゆる「卒FIT」への対応として、発電した電気を自宅で使う「自家消費」が進みそうだ。

 次世代エネルギー業界に向けた調査研究および広報活動等を行う「タイナビ総研」を運営するグッドフェローズ(東京都品川区)が太陽光発電設置者に対して行ったアンケート調査で、「10年の売電期間が終了したら、あなたはどうしますか?」という問いに対し、「蓄電池やエコキュートなどを購入して、自家消費する」と回答した人が54%で最も多かった。「既存電力または他の新電力に切り換えて売電を続ける」と回答した人は31%で2位だった。

 「自家消費」と回答した理由を聞くと、経済面での優位性のほか、自然災害などの経験からエネルギー自立の必要性を感じたことを挙げる人もいた。「売電する」と回答した人では、蓄電池やエコキュートなどの新たな設備投資に対する消極的な姿勢がうかがえた。

 調査は、住宅用太陽光発電一括見積もりサイト「タイナビ」の利用者で自宅に太陽光発電を設置している全国のユーザー967人を対象に行ったもの。

「太陽光発電と卒FITに関するアンケート調査」